高野参詣道
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This place is a UNESCO World Heritage Site, listed as
Sacred Sites and Pilgrimage Routes in the Kii Mountain Range.
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高野参詣道(Kōya pilgrimage routes)
[edit]高野七口(Kōya-Shichikuchi)Seven main pilgrimage routes
[edit]外界(俗世)から聖地「高野山」へ通じる入り口が7つあり、それら入り口と、それに繋がる参詣道は、総称して「高野七口」とよばれている。
町石道 (Chōishi-michi)
[edit]和歌山県伊都郡九度山町の慈尊院を起点とし、空海により高野山開創直後に設けられた参詣道である。1285年に建立された町石と呼ばれる五輪卒塔婆の石柱の道標が数多く残り、世界遺産に登録されている。
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Jison-in temple is the starting point of Chōishi-michi
京大坂道 (Kyō-Osaka-michi)
[edit]京都、大阪方面からの参詣道であり、近世以降は主要参詣道として使われた。高野山に近い「不動坂」と呼ばれる旧態を留めている部分は、世界遺産に登録されている。 終着点の不動坂口に、高野山内に唯一存続する女人堂がある。
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Nyonin-Do Hall is the end point of Kyō-Osaka-michi
黒河道(Kuroko-michi)
[edit]和歌山県橋本市の定福寺を起点とする参詣道である。旧態を留めている部分は、世界遺産に登録されている。
小辺路(Kohechi)
[edit]高野山と熊野本宮大社を結ぶ熊野古道と呼ばれる参詣道である。旧態を留めている部分は、世界遺産に登録されている。
有田・龍神道 (Arida-Ryujin-Michi)
[edit]和歌山県有田郡の湯浅方面と、熊野参詣道・中辺路から分岐した龍神道と合流する参詣道である。
相ノ浦道(Ainoura-Michi)
[edit]高野槙の産地の和歌山県伊都郡の相ノ浦集落からの参詣道である。
大峰道(Omine-Michi)
[edit]高野山と奈良県吉野の修験道行場の大峰山の2つの霊場を結ぶ参詣道である。
高野七口へ合流する参詣道(Other pilgrimage routes)
[edit]Side pilgrimage route leading to the main pilgrimage route
三谷坂(Mitani-Saka)
[edit]和歌山県かつらぎ町の丹生酒殿神社を起点とし、町石道に繋がる。丹生酒殿神社を含め、旧態を留めている部分は、世界遺産に登録されている。
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Niu-Sakadono-Jinja Shrine is the starting point of Mitani-Saka
麻生津道(Ozu-Michi)
[edit]和歌山城下方面からの主要参詣道で、西国街道とも呼ばれ、西国三十三所観音巡礼で第三番札所 粉河寺参拝後に高野山へ立ち寄る者にも利用された。
女人道(Myonin-Michi)
[edit]かつて高野山が「女人禁制」の時代に、女性達が各参詣道の高野山内への入り口にあった「女人堂」を巡り、また空海御廟や壇上伽藍を遥拝するため、結界境界線の高野山を囲む峰々に沿ってできた参詣道である。旧態を留めている部分は、世界遺産に登録されている。